深刻な病気に立ち向かい、苦しみや失われる命をなくすことを目指して、リアルワールドケアを推進します。

私たちにとってのリアルワールドケア

より最適なケアをすべての患者さんに提供するためには、リアルワールドエビデンス(RWE)を患者さんのケアに直接影響を与えるインサイト(洞察)に発展させることが必要です。Syapseでは、これが「リアルワールドケア」なのです。

提携医療機関様との透明性の高い活発なパートナーシップによって、ケアに関する洞察が創り出されます。その洞察が臨床に適用されて初めて、がんや他の疾患を持つ多くの患者のケアを向上することができるのです。

事業内容

Syapseは、ヘルスケア・ライフサイエンス業界をリードする主要なイノベーターに呼びかけてエコシステムを形成し、医師・研究者主導のゲノム医療データ・グローバル ネットワークを構築しています。ヘルスケア・ライフサイエンス業界と連携してリアルワールドデータ(RWD)から知見を創出し、必要とするすべての患者さんにゲノム医療を届けられるよう医療従事者を支援します。

  • 分散している治療・アウトカムを含む臨床情報とゲノム情報を統合し、知見を創出することにより、経営陣、医療チーム、研究者が、ゲノム医療においてデータドリブンな意思決定を行えるよう支援します。
  • Syapse Learning Health Network(サイアプス ラーニング ヘルス ネットワーク)は、医療機関様が匿名化されたリアルワールドデータから創出された臨床知見を共有し、患者のアウトカムから学ぶことができるラーニングネットワークです。
  • ヘルスケア・ライフサイエンス業界とのパートナーシップによって、プレシジョンメディスン エコシステムの企業・組織間連携を強めて、患者さんが命を救う可能性のある標的治療を受けられるよう支援して新しい治療法の迅速な普及を目指します。
  • Syapseは、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT)に協力しています。Syapseの提携医療機関様は、Syapseプラットフォームを使用してC-CATへのデータ提出を行うことができます。

研究提携

提携医療機関およびヘルスケア・ライフサイエンス企業様とのコラボレーションを通じて、リアルワールドエビデンスに基づいた研究プロジェクトを実施しています。Syapseネットワーク提携機関様の匿名化データを利活用した高品質なデータセットの構築を行い、研究を支援しています。研究事例についてはこちらをご覧ください。

臨床データベース、システム、データソースの連携

プレシジョンメディスンには、電子カルテ(EHR)、データウェアハウス、疾患レジストリなど分散している患者データへの集約的なアクセスが不可欠です。Syapseは臨床、病理、画像、治療、検査結果などの情報を集約してデータレポジトリに統合し、単一のアクセスポイントを提供します。

構造化されたゲノム・分子情報の統合

ゲノム検査およびその他の分子検査結果は、一般的にEHR システムにスキャンされて構造化されていない情報として保存されます。Syapseは、データの直接統合およびNLP(自然言語処理)を含むさまざまな技術を駆使し、病院様がゲノム・分子情報を構造化された情報として蓄積することを可能にします。ゲノム情報は臨床情報と統合され、臨床および研究に利活用できます。

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